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拠り所
★ここ10年位の間、特に直近の5年間はその度合いが加速しているように見えることに、会社への帰属意識が薄れてきている ということがあります。まだ1990年代は、その初頭にバブルがはじけ、後に失われた10年などと言われたりしていますが、会社への忠誠心も高く、同時に帰属意識も高かったと思われます。しかしながら、21世紀を迎え企業を取り巻く環境の厳しさが益々増してくるにつれて、会社に対する帰属意識が薄れてきているように見え、現実的には帰属していたいという欲求はあるにも関わらず帰属できないという、どちらかと言いますと帰属意識が擦り減っているような感さえあります。

★この帰属意識について、仕事をしていく上での帰属意識あるいは拠り所といったことを、マズローの欲求段階説との関連性で見てみます。まず第1段階の生理的欲求として何を拠り所にしているかと言いますと、中・高等教育で身につけた知識や体力だと言えます。まだ仕事を始めた初期段階ですので、自分の拠り所としてはほとんどこれしかない状態です。
 第2段階の安全欲求では、与えられた仕事を着実にこなしていくことで低い評価をされることが避けられ、少なくとも安心して仕事をすることができる状態です。
 第3段階の社会的欲求では、所属部署や会社などの組織に属していることが拠り所となり、●●部署の自分や●●会社の自分であることが認知されている状態です。
 第4段階の自我欲求では、他人から認知され称賛されることが拠り所となるため、所属したい組織が会社だけにとどまらず人材のマーケット全体に目が広がる場合も出てきます。
そして第5段階の自己実現欲求では、自分自身の納得感が満たされるかということが拠り所となりますので、自分の価値観が最も重要なものさしになります。

★これを踏まえて、再度近年の帰属意識あるいは拠り所としているものの話に戻りますと、与えられた仕事をきちんとやっていても、低い評価をされるケースも見られ、更には配置転換や止む無く会社を去ることも珍しくなくなってきています。即ち仕事をしていく上での安全の欲求が満たされない状態があちこちで見られるという状態になっています。これでは会社などの組織に対する帰属意識などが薄れていくのも当然の帰結と言えるのではないでしょうか。また、このことによって第3、第4、第5の欲求を満たせる人材が益々社内から減ってしまうという悪循環に入ってしまうのではないでしょうか。

★もしかすると、段階的に進んでいくという前提自体が崩れているのかもしれませんが、いずれにしても自分の拠り所は自分の価値観であるという状況に早くなりたいものです。




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[2011/09/24 02:18] | キャリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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