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経営の普遍性
★経営の常道としての組織論や戦略論など広く論じられていますが、何故成功する企業とそうでない企業がでてきてしまうのでしょうか。先人の教えや成功企業の軌跡からの理論も常に成功を導き出す道標にはなっていないのが現状です。

組織は戦略に従う という理論のとおり、通常は組織は戦略に沿って作られるということは納得のいく考え方ですが、その戦略は人が作るもの ですから、人によって戦略も組織も変わってくるものということになります。しかし一方では、人はたとえトップマネジメントといえども組織に属し、組織の一員であると言えますので、組織には‘意思’がある ことを認識しなければなりません。ややもすると組織の長が全て意思決定しているように考えがちですが、組織には‘長い間大きな失敗がなければ既定路線に従う’という特性がありますから、ひとたび組織がそうなってしまいますと、組織の長が変わろうと組織自体が意思を持って動きだしてしまいます。

★このような事態を組織の人格化と呼ぶとしますと、それはもはや組織の戦略を必要としていません。何故ならば唯一ある(と言えれば)とすれば、前例や既存の方針に従うという戦略だけが存在するからです。このように戦略をたとえ作っても機能しない状態が続きますと、次の段階として戦略を作らない状態、即ち戦略不在が常態化してしまいます。

戦略不在の常態化した組織では、人の代替化 が進む傾向があります。人の代替化とは人に特定の能力や専門的な知識をあまり求めず、比較的容易に各業務を代替して遂行する人を見つけることができる状態になることをいいます。つまり戦略不在の常態化した組織では、既定路線で業務が進めばよいので、変化やブレイクスルーなどを起こせる人はあまり必要なくなり、既にできていることを同じようにやれる人でよいことになりますので、容易に‘代替’の人が見つかるわけです。

★人の代替化が進みますと、その次は組織の深化が止まってしまいます。組織の深化とは、組織が学習し組織知が蓄積されていくことを指しますが、人の代替化は組織の目標の短期化を引き起こし、表面的な成果のみが注目されることになりますので、中長期の将来の飛躍に備えてという発想が薄れてしまいます。その結果、組織知が蓄積されないだけでなく、それが形成されないことさえ起こり得ます。

★このように見てきますと、組織、戦略、人が相互にどのような関係にあるかによって経営の方向が決まってくるようです。また、企業が上記のどの段階にいるかによっても今後のステップが異なってきます。いずれにしても、それらの答えは各企業がそれぞれ見つけていかなければならないということは明白であり、その意味ではまだ経営の普遍性にはたどり着いていないということだと思います。



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